まだ早い?20代から始める家づくりメリット4選
まだ早い?20代から始める家づくりメリット4選
「いつか夢のマイホームを…。」
就職、結婚など、人生の大きなイベントが続く20代。
「マイホームの購入はしたいけれど、お金もないしまだ早い」と思っていませんか?
確かに少し前までは、子供が就学するタイミングでの家の購入が一般的でした。
しかし、現在は状況が変化し、20代から家づくりを始める夫婦が増えてきています。
”家は欲しいと思った時が買い時”
20代の今だからこそ家づくりにふさわしいタイミングかもしれませんよ。
20代から始める家づくりのメリット4選
・住宅ローンの返済期間を長期に設定できる
・安心・快適に子育てすることができる
・仕事の効率アップ
・打ち合わせが楽
それではひとつずつ解説していきたいと思います。
■住宅ローンの返済期間を長期に設定できる
住宅購入金額はウン千万円と高額なため、返済期間が短ければ短いほど月々の返済額が高くなります。
しかし20代から家づくりを始めることで、定年前の完済を目指したとしても十分長期間で設定することが可能です。
現在日本は、まれにみる”超低金利”です。そのため、ローンを長期で借りてもそれほど金利による負担はありません。
むしろ月々の返済額が抑えられ、ローン控除などの10数年に渡り税制優遇を受けることができる現在、20代のうちに住宅ローンを組めることは強みといえるでしょう。
■安心・快適に子育てすることができる
子育ての中で周囲に気をつけないといけないのが、騒音です。
賃貸マンションでは、子供が走り回る足音などが隣や下の部屋に響いていないかハラハラするかもしれません。
しかしマイホームであれば、子供に我慢させることなく、思う存分部屋の中も走らせることができますよ。
また、家づくりの段階から子育てを意識していれば、自分の理想の子育てをすることもできるかもしれません。(例えば、ひとりで片付けがしやすいおもちゃ収納/読書やお絵かきができるヌックなどいいですよね)
■仕事の効率アップ
マイホームに住むということは、多くの場合、自分の生活スタイルに合った、家事がしやすく快適に過ごせる間取りで暮らすことができます。つまり家事効率が上がり、これまで家事に割いていた時間が浮くということです。
例えば忙しい朝、家事の時間が少しでも減ったらどうでしょう。睡眠時間に充てるも良し、至福のコーヒータイムにしても良し、少し早く出勤して静かなオフィスで仕事を進めても良し…。
生活スタイルに合わせた家事導線を間取りに取り込むことで、時間を有効活用でき、結果的に仕事の効率アップにつながるというわけです。
■打ち合わせが楽
これはお子さんがまだいらっしゃらないご家庭の話になりますが、家づくりは間取りから内装、照明や壁紙など、何かと打ち合わせが多く、さらに1回の打ち合わせが3時間なんていうこともよくあります。
「せっかくのマイホーム、後悔しないよう一つ一つ納得のいくように考えて話し合って決めていきたい」と思っていても、(特に小さい)お子さんを連れての打ち合わせではそうはいかず、夫婦のどちらかが面倒をみていないといけない なんてことになるかもしれません。
デメリットは?
上記でメリットを4つ紹介しましたが、そうは言ってもデメリットももちろんあります。
・お金大丈夫?と心配される
これは主に頭金のことを指している場合がほとんどです。
金利が高かった時代はある程度資金を貯めて頭金として支払い、残った分を住宅ローンとして借り入れていたようです。
しかし先述の通り、日本は超低金利の時代に入っていますので、近年は頭金は入れず、住宅ローンの借入でほぼ全てをまかなう施主が増えています。
住宅ローン控除などの税制優遇もあり、頭金を入れて現在の自己資金を減らすより、年齢を重ねて貯金に余裕が出来たときに繰り上げ返済をしてローンを減らした方が、将来の不安も少なく済みますし、結果的に得だったなんていうケースもあるかもしれません。
もちろん、印紙代や契約金など、ローンに含むことができないものも中にはありますので、契約時によく確認してみましょう。
・将来の家庭像が見えない
これはつまり、子供が何人生まれるかわからないということです。
確かに、「子供を授かる予定で子供部屋を作ったが結局できなかった。だったらその分収納やリビングにまわせばよかった。」と言った後悔の声があることは事実です。
しかし、子供が自分の部屋で過ごす時間というのは、実は意外と短いと思いませんか?
おそらく小さい時は両親と一緒に寝ると思いますので、小学生頃〜高校or大学卒業までの15年弱程度が一般的ではないでしょうか。
それに対し、夫婦がマイホームで過ごす時間はとても長いのです。だったら、”子供部屋”だけの用途ではなく、その先(その代わり)の使い方も検討してみてはいかがでしょうか。
○もし子供ができなかったら(使わなくなったら)ジム部屋にしたいから、床補強をしておこう
○寝室と隣り合わせにしておいて、将来は寝室を広げ、シアタールームとして活用しよう
など、夢が膨らみますよね。子供が今いないからこそ、逆の発想で家づくりを楽しんではいかがでしょうか。
まとめ:20代でも家づくりを一度検討してみる価値アリ!!
家は欲しいと思った時が買い時です。メリット・デメリットについてそれぞれ紹介してきましたが、住宅購入について「まだ早い」と切り捨てるのではなく、一度検討してみる価値は大いにあると思います。
また、マイホームは自分や家族の大切な居場所となりますので、現在、そして将来のことまでよく考え、夫婦で話し合い、楽しんで家づくりが出来たら素敵ですね。
20代で家づくりを始める方々の少しでも参考になれば嬉しいです。